2021年11月のおすすめ本 | 築地本願寺

2021年11月のおすすめ本

  • こころのお見舞い-香-

    企画:白鵠会

    今回ご紹介する「こころのお見舞い-香-」は、香りをテーマとしたビジュアルブックです。香りに関する記事やインタビューが写真を交えてまとめてあり、とても読みやすい本となっています。
    香りは、目では見えない世界、深いこころの風景を思い出させてくれます。心を静め、自分の中にある言葉に出来ないような想いを感じる事ができるのです。「香道」という芸道もある程、奥が深い世界です。
    この本を読んで、日常に香りを取り入れてみませんか?お部屋にお花を飾ったり、お料理にハーブを使ってみたり、いつも飲んでいるお茶の香りを改めて感じてみるのはいかがでしょうか。身近でさりげない香りがあなたの心を癒してくれるでしょう。

  • はじめての親鸞さま

    森田真円

    築地本願寺の西側には、季節の移ろいと共に見守って下さる親鸞聖人像があります。 時代を超えて語り継がれる親鸞さまとは、いったいどんなお方だったのでしょうか。
    本書は、前半は親鸞さまの生涯をやさしく紹介されており、後半は親鸞さまが残された数々のお言葉を読み解き、親鸞さまが生涯をかけて執筆された『教行証書』などについてもくわしく解説されています。
    文中では、著者が大学時代に、恩師からはなむけの言葉として贈られた「ものみな金色」という言葉を、心温まるエピソードと共に紹介されています。その言葉の意味とは。
    仏教と真摯に向き合う著者ならではの分かりやすい解説により、はじめての方はもちろん、知識を得た方には新たな親鸞さまのお姿が学べる一冊です。

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